『GIVE&TAKE』〜与える人こそ成功する時代〜
こんちは、AKITSUです。
今回はグーグルでコンサルの経験もあるアダムグラントさんが提唱する『GIVE&TAKE』を要約していきます。
あなたは人間関係で悩んだことはありますか。
僕は今サラリーマンしているので人間関係について悩むことは多いですね。
色々な価値観の違う人が同じチームの中で一つの目標に向かって仕事をしています。
例えば、同僚や他部書の人に何かをお願いするときは、お願いするだけでは申し訳無いので、他の仕事を引き受ける代わりにお願いするなどいつも『GIVE&TAKE』の関係を意識しながら仕事をする機会が多いです。
『GIVE&TAKE』の意味は、人との関係を表した言葉で、『対等な関係』を表した言葉です。
本書での結論は、
『与える人は、成功するとは限らない』です。
僕は個人的に本書を読んだ時すごくショックを受けました。
メディアではよく与え続けなさい。
与えればその分自分に返ってきます。このような考えが浸透しているように感じます。
僕もその一人です。
与え続ければ成功するってずっと勘違いをしてました。
では、なぜ与え続けても成功しないのでしょうか。
その答えを紐解いていきましょう。
本書では、世の中には『3種類の人』がいると提唱してます。
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3種類のタイプの人
①ギバー(人に惜しみなく与える人、与える派、利他)
- →全体の25%
②テイカー(真っ先に自分の利益考える人、うばう派、利己)
- →全体の19%
③マッチャー(損得のバランスを考える人、バランス派、調整)
- →全体の56%
上記のように人は3種類のタイプに分かれます。
全体の中で一番多いタイプが『③マッチャータイプ』ですね。
仕事をしているとこのタイプが非常に多いですね。
やはり、仕事なので利益を考えるとどうしてもこのタイプが多くなります。
その次に『①ギバータイプ』ですね。
このタイプは全体の25%なのでそれほど多く無いですが、稀にめちゃくちゃいい人いますよね。
最後に『②テイカータイプ』です。
全体の19%です。
あまり出会いたく無いタイプです。
あなたは、3種類のタイプのどれに当てはまりますか。
また、どれが人生で生産性が高くてもっとも成功するタイプかわかりますか。
一度下の答えを見る前に考えてみてください。
最も成功するタイプの答え
・最下位:ギバー
- 搾取されるギバー:得意不得意関係なく、なんでも引受けてしまい時間や体力が奪われる。
→気がついたら、一番重要なことに全く手をつけれていないのに、また頼まれる。
・第三位:テイカー
- 人からあらゆるものや時間を奪いつくすテイカー:しかし単位的には成功するが、最終的にはマッチャーに復讐され落ちぶれる
・第二位:マッチャー
- この世界の最大勢力。やられたらやり返す
・第一位:ギバー
- 成功するギバー
そうきましたかー。
ってなりますよね。
そうなんです。
ギバーには2種類のギバーが存在するんですよね。
僕もびっくりしました。
ギバーの中にも『成功するギバー』と『摂取されるギバー』の2種類に分かれます。
これは非常に興味深いですね。
ここからは違いについて解説していきます。
- 《成功するギバーと搾取されるギバーの違い》
搾取されるギバー:自己犠牲の精神
成功するギバー:WIN-WINの関係構築を考える
摂取されるギバーの特徴は『自己犠牲』です。
これは『7つの習慣』の中の第4の習慣『WIN-WINを考える』で解説している内容と一緒ですね。
もし興味のある方はこちらで要約しているので確認してみてください。
→7つの習慣 公的成功編
- 《やるべきアクションプラン》
1、成功ギバーを目指す
2、テイカーを避ける
テイカーを避ける理由は、本書でも熱く語られております。
理由は、あなたももしかしたら経験があるかもしれませんが、テイカーは必死で与えたGIVEをネガティブなもの変換するプロです。
また初対面では愛想よく近づいてくるため、一見ギバーにような人柄ですが、最終的には骨の髄までしゃぶりつきます。
皆さんもお気つけください。
ここからが一番重要な内容で成功ギバーの特徴とテイカーの見分けについて解説していきます。
テイカーを見分ける方法
・写真の使い方
- ■テイカー:自分自身を撮影する際に良くみせようとする。でかでかと自分の顔のみを映す。
- ■ギバー:自分自身を撮影する際に体全体や小さく映すをとる。もしくは、自分を写さない。
・言葉の使い方
- ■テイカー:私は、自分は、
- ■ギバー:我々は、チームのみんなは
・あなたが影響を与えた人物は?
- ■テイカー:目上の人を応える。
- ■ギバー:自分並みか下の人を答える。
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まとめ
- 《まとめ》
1、人は3種類のタイプに分かれる
2、最も成功するタイプは成功ギバー
3、テイカーからは逃げよう
『ギバーはギバーでも成功ギバーを目指そう』です。
他者につくすことも重要ですが、自分の利益に関心を持ちつつ、相手の利益にも目を向けることが重要です。
常にWIN-WINを考えて、折り合いがつかなければ取引しない勇気も時には必要です。
テイカーに襲われないように気をつけましょう。
今回はグーグルでコンサルの経験もあるアダムグラントさんが提唱する『GIVE&TAKE』を要約しましたが、本書のごく一部を要約した内容になってます。
他にも人間関係が楽になる内容が含まれているので興味のある方は購入をオススメします。
現場からは以上です。
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