AKiTSU BLOG Written by  Kazuhiko  Akitsugawa

ブランディング戦略 相手に『好き』と言ってもらう方法

最近の学び

こんちは、AKITSUです。

今回は、MUPカレッジで学んだブランディングについて共有します。

よくブランディングやマーケティングという言葉を耳にしますよね。

あなたはこのビジネス手法について詳しく説明することができますか。

僕は、ふわっとしか説明できませんね。

けど、だいじょうぶです。

この記事を読んでいただければ、ブランディングについてより詳しくなり、他者へ説明することができます。

それでは、詳しくブランディングについて深堀していきます。

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ブランディング戦略の結論

結論、商品を売りたければ、絶対に商品を売るな‼︎

相手に好きになってもらいモテモテになりなさい‼︎

みなさんの頭の中ではすでに混乱しているところだと思いますが、
最後まで読んでもらえれば理解できると思います。

そもそもブランディングとは、

『企業のイメージをユーザに持たせる手法の総称』です。

企業のイメージをユーザに持たせる手法には4種類が存在します。

ここ部分を押さえておくだけでも他のビジネスパーソンとの差が出てきますよ。

    《恋愛たとえ》
    マーケティング
    →特定の人に好きと伝えること
    アドバータイズメント(広告)
    →不特定に好き好き好きと言いまくる
    PR(ピーアール)
    →自分で好きと伝えるのではなく、第3者に好きと言ってもらう
    ブランディング
    →相手からあなたが好きと言ってくる

恋愛のたとえのように④のブランディングがしっかりしていれば、それ以外の戦略は不要です。

なぜなら①・②・③についてはこちらかのアクションが必要になります。

しかし④のブランディングはこちらからのアクションなしに相手から言い寄ってきてくれるからです。

要するに、いつもモテモテの状態にしておきなさいってことですね。

あなたも企業に所属している場合、自分の会社がどの手法に力を入れているのか確認してみてください。

このブランディングスキルがないと『負のスパイラル』にはまって事業は長続きしません。

負のスパイラル


ブランディングがない場合、

例えば、AとBの商品の価格は同じになり価格競争に陥ります。

そして、、

    『価格競争→サービス競争→自社コスト増→利益率低下→コスト削減→PR削減→シェア低下』

最終的には倒産なんてことになるかもしれません。

要するに、自社だけの強みをもち、ユーザへアピールすることが最も重要であるってことですね。

強みや付加価値があれば自然と世の中に良い口コミが広がりユーザ側から好きって言ってくれる確率が上がります。

企業におけるさまざまブランディング戦略

コーポレートブランディング

・企業全体のイメージを向上させてブランドを構築することで、
価値を向上させること。

・強豪を把握するが、強豪を絶対に作ってはいけない。
〇〇だが〇〇ではないと明確に断言する戦略。

    例1)飲食店の唐揚げ専門店
    →飲食店なのに唐揚げ専門店ってサイコーですね。
    例2)美容室のヘッドスパ特化型
    →これも同じです。美容室は髪を切りに行くところですが、髪ではなく頭のマッサージに着目するってことですね。

最近では、このような○○専門店は流行ってきてますよね。
まさに強みに特化したブランディングです。

プロダクトブランディング

・製品を対象としたブランディング

・製品をブランド化することで、他社製品との差別化ができ価格競争を避けることができる戦略

そもそも価格設定ってどのような基準で設定しているのでしょうか。
少し脱線しますが、深堀していきましょう。

読者の皆さんに質問です。
あなたはカフェ経営者です。プリンをメインに集客したい考えてます。あなたならいくらで販売しますか。

    参考)アンケート調査の結果(調査対象:100人)
    500円で100全員が購入
    1500円では0人と回答
    販管費は一杯あたり300円

上記アンケート結果より購入人数は下記の図のような推移になると予測できます。

購入人数の予測から売上・コスト・利益を算出。

そうなんです。

答えは、1000円です。

1000円で販売した時が一番利益が出ます。よかったらみなさんも計算してみてください。

しかし、利益を重視しないといけないのに、ほとんどの方が500円で売ろうとします。
非常にもったいない。利益が確保できる価格設定が一番良い価格設定です。

話が価格設定について脱線しましたが、製品をブランディングする上で重要なことは価格設定です。

無駄に安くしてもダメですし高く設定しても売り上げが上がらず成長しないです。

適正な設定価格にしつつ自社の強みを育てていきましょう。

マーケティングブランディング

    例1)
    スタバ:1杯500円のコーヒー
    マクド:1杯100円のコーヒー

なぜ、一杯のコーヒーでこれほどまでに価格の差が生まれているのか。

理由は、スタバはフランチャイズではなく直営経営。

フランチャイズ経営の場合は利益ファーストになり結果、稼働率(席数)を意識して、一杯あたりの単価が低下する。

しかしスタバは直営経営を重視しカスタマーファーストで対応。

その結果、一杯あたりの単価の引き上げに成功している。

そうですよね。値段を高く設定する以上、お客さんに付加価値を与えないといけないですよね。

スタバの場合は『ゆったりとくつろげる空間』だったんですね。

    例2)
    QBハウス:カット代金:1000円
    一般的な美容室:カット代金:3500円

1000円と3500円の差は付加価値です。

たとえば、カットに対する値段は1000円ですが、その他、シャンプー、マッサージなどを行うことで単価をひきあげているってことですね。

あなたの周りにもこのようなことが往々にして発生してますよね。

セールスブランディング

商品や商品以外のものをうる戦略

    例1)Yamahaピアノ教室戦略
    →ピアノを売るのではなく、ピアノを弾く技術を売る
    例2)スターバックス
    →コーヒーを売るのではなく、空間を売る
    例3)ライザップ
    →ダイエット方法を売るのではなく、継続スキルを売る

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まとめ


結論、

商品を売りたければ、絶対に商品を売るな‼︎

相手に好きになってもらいモテモテになりなさい‼︎

価格で勝負するのではなく、付加価値で勝負することが重要なんですね。

ブランディングスキルは奥が深いですね。

これからも有益な情報を発信していきます。

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