【要約】転職と副業のかけ算
こんちは、先週通勤中に、電車の改札で『PASMO』と間違えて『社員証』をかざして後ろの人を困らせたAKI TUSです。
今日は、生涯年収を最大化する生き方が書かれた『転職と副業のかけ算』について僕の重要だと思った部分を抜粋していきます。
最近メディアでもよく取り上げられていますが、将来年金が不足するから老後の為に貯金や投資をしなさいとか、終身雇用は続かないってことで、『副業』しなさいって騒がれてますよね。
そうなんです。
今は昔と違って国も会社も助けてくれません。
けどそんなに簡単に貯金だの投資だの副業だの言われてもすぐにはできないしやり方もわからない。
そもそも本業で精一杯だわって思ってませんか。
私はそう思います。はい。
けどこの本はそんなみなさんの悩みや不安を解消し、さらに勇気を与えてくれる本なんです
この本はどんな人にオススメか、、、
・転職して年収をあげたい
・サラリーマンとしての市場価値をあげたい
・給料以外の収入がほしい
・老後のお金の不安を減らしたい
こんな悩みを抱えた方にオススメの本です。それでは、深堀していきましょう。
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【要約】転職と副業のかけ算
まずは、この本の著書の『motoさん』を紹介をします。
motoさんの年収推移は、『短大卒業→ホームセンター年収240万→人材企業330万→リクルート540万→ITベンチャー700万→広告ベンチャー1000万+副業4000万』
本当にすごいですよね。
4回の転職を経験し、本業と副業で5000万円を稼ぐすごい方なんです。
サラリーマンでいることを享受しながら個人でお金を稼ぐプロの方ですね。
本書の言葉で、これからの時代の安定の定義は『企業への依存』ではなく『個人で稼ぐ力』へシフトしていくと記載されてます。
まさにその通りだと思います。
私たちも、本業と副業を掛け合わせて、自分自身の市場価値や、今後のキャリアを見直していく必要がありますね。
1、本業でのキャリアアップ編
キャリアアップを考える前に一番重要なことをお伝えします。
それは、『上司の評価より市場評価に軸を置くことが重要』です。
そうなんです。
自分の市場評価を上げていくことが重要なんですね。
ちなみのこの内容は、前回紹介した本、『転職の思考法』にも記載されています。
しかし、僕も含めて世の中サラリーマンのほとんどは会社や上司の評価を重視している。
それは最も身近なキャリアアップの方法だからでしょう。
けど考えてみてください。
今の時代は変化の激しい時代で、急に会社が倒産なんてことになったらどうでしょう。
役職は会社での役割であって社外に出れば肩書きは一切関係ありません。
その時は、大海原に放り出された自分の実力を見られます。
自分の価値は会社名や役職だけでは決まらない。会社に依存しない個人ので稼ぐ力が必要なんですね。
・市場価値(=生産性)を高める5つの力
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①論理的な思考ができる力
②構造的に物事を捉える力
③物事を俯瞰して課題を特定する力
④課題に対して仮説を立て誰でもわかりやすく話せる力
⑤①〜④を用いて組織をマネジメントする力
なんか難しい内容がずらりと並んでますよね。
けど確かに転職活動する際、求人広告でこの内容をよくかけます。
ざっくりで要約すると自分の今の仕事を理解した上で、どんな人にもわかりやすく伝えることができて、行動を伴っている人を指します。
まずは自分の市場価値を知る方法を紹介していきます。
・自分の値段の把握
まずは自分を商品として捉えることから始めましょう。
では自分の値段を把握する為の近道ってなんでしょう。
そうなんです。
転職というマーケットでいくらで売れるのかを確認すれば良いんですね。
確認する方法としては、転職を考えている方も、今の仕事を続けようと思っている人も、
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①毎月1回は必ず自分の職務経歴書を見直す
②定期的に転職エージェントと面談する
この2つを定期的におこなっていれば今の自分の市場価値を常に確認することができますよね。
また良い転職エージェントは、直近の転職成功だけでなく、次のキャリアまで見据えた提案をしてくれます。
・市場価値を上げる3つのキャリア設計
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道筋①;出世によるキャリア(王道のキャリアアップのルート)
必要なスキルは、会社を破り歩く政治力、長い時間軸での同僚との競争に勝ち抜く忍耐力や我慢強さが必要です。
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道筋②;職種のスペシャリストになるキャリアアップ
どんな会社でも活躍できる横断的なスキルを高めた人、コアスキルを高めた業界を問わずに活躍できる人
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道筋③;業界のスペシャリストになるキャリアアップ
一貫して同じ業界に働くことで、業界の知識や知見を誰よりも有する『オタク』ような存在
自分がキャリアアップを知る為に、どの道筋をたどるかをしっかり考えなくてはいけません。
・軸ずらし転職でキャリアアップする方法
軸ずらし転職とは、『業界』か『職種』のどちらかの軸を『年収の高い業界』や『年収の高い職種』へずらす転職の方法です。
業界は年収に大きく影響するので、業種を変えるのがオススメです。
ちなみに、軸ずらし転職をしない例を上げてみたいと思います。
■軸ずらし転職をしない場合■
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・職種も業界もずらさない転職
手間をかけて転職→年収はあまり変化なし
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・職種も業界もずらす転職
わからないことばかり→自分の実力が発揮できない
あまりメリットはありませんね。やはり、『業界』か『職種』のどちらかの軸を年収の高い業界や年収の高い職種へずらす転職をオススメします。
2、副業でのキャリアアップ編

本業を活かして稼ぐサラリーマンの副業の方法は、本書ではSNSやブログを活用した、発信をオススメしてます。motoさんの場合は、 Twitterを活用し、『サラリーマンとして苦労して得たこと』『自身の転職経験』をコンテンツにしています。
・副業の3つのメリット
①自分を売り出す個人のブランド化
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副業は全て自分に依存します。サラリーマンのように看板がある状態ではなくあなたは誰で何ができる人ですか。と聞かれます。副業では、『○○できる人』という個人のブランド化が必要なんですね。
②収入チャネルの増加による経済基盤の確保
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会社が倒産しても、明日からご飯が食べられないという状態を避けるリスクヘッジになる。また個人をブランド化することで資産を築くことは生涯年収を上げることにもつながります。
③本業における市場価値向上への寄与
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副業での収入があることで、本業でも大きなチャレンジができるというマインドセットになれます。失敗しても辞めればいいという気持ちに余裕が生まれ、働く上での後ろ盾になります。確かに、心に余裕が生まれればある程度のリスクを気にせずにチャレンジできて結果的に良い結果が出る良いサイクルになりますよね。
・副業のやり方
①時間を切り売りする『労働集約型』にしない
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よく副業をするって話になった場合、ウーバーイーツや飲食店でのアルバイトなどを真っ先に考えます。けどよく考えてみてください。本業でも副業でも『労働集約型』になるといくら時間があっても足りません。時間も労力もかかり結果的には長続きしません。本書では副業の種類としては、コンテンツ販売、転売、イベント、投資などが紹介されています。どれすぐに始めることができる副業です。サラリーマンに向いている副業は、リスクが少ないことと負担が少ないことです。それを考えた時にサラリーマンでの副業の王道は『コンテンツ配信』です。
②本業や過去の経験をお金に変える
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人は、有益な情報にお金を使います。
サラリーマンの経験は、多くの需要と供給が潜んでいる。
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3、まとめ
これからの時代の安定の定義は『企業へ依存』ではなく『個人で稼ぐ力』へ間違いなくシフトしていきます。
安定させる為にも上司の評価を気にするのではなく市場評価に軸を置くこと最も重要なことです。
この著書はそんな市場評価を上げる方法について書かれています。
ぜひ確認してみてください。現場からは以上でーす。
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