AKiTSU BLOG Written by  Kazuhiko  Akitsugawa

【要約】やりたいことの見つけ方

書籍紹介

こんちは、休日の車の中で奥さんにとっておきのボケをお見舞いしたところ、冷静に『あかんわ』と言われて、僕の笑いには伸び代があると確信したAKICHUです。
今回は、世界一やさしい『やりたいことの見つけ方』について要約していきたいと思います。著者の八木仁平さんは、自己理解のプロの方です。一度はお金以外での働く目的を見失い挫折しながらも、自身の本当にやりたいことを見つけるために自己理解を追求し続け、今はやりたいことを見つけて成功しているすごい方なんです。


この本は、こんな方にオススメの本です。

・自分が何がしたいかがわからない
・自分の強みや弱みがわからない
・今の仕事を続けていいかモヤモヤする

それでは自己理解を深める旅へ旅立ちましょう。

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【要約】やりたいことの見つけ方


本書は、2度とブレない自分軸を見つける本です。やりたい事を見つけて成長を続ける無限ループに入り、人生を楽しむことができる知識が満載です。みなさんも気づいていると思いますが、成果を出せる人は、自分の活かし方を知っている人です。自己理解を行い自分の強みや弱みを知って効率よく生きていきましょう。

■なぜ、やりたいことがわからずに迷い続けてしまうのか。


理由1:『選択枠が多すぎる』
今は情報が溢れ、また変化が激しく不確実性の時代だと言われています。みなさんが日々生活する中でもさまざまな情報があふれていますよね。例えば、ツイッター、フェイスブック、ユーチューブなどなど様々なメディアから様々な情報が飛び込んできます。結果的に情報量が多すぎて何をしたらいいか選ぶが難しいんですね。
ここで最も危険な選択は、『メリット重視での選択』です。時代の変化の激しい時代に、『メリット重視での選択』にはリスクが伴います。なぜなら、今まではメリットがあったものが、時代の急激な変化ですぐに『メリットが少ない選択』に変わることが往々にして起こり得るからです。

理由2:『自分の中での定義がない』
そもそもなぜやりたいことが見つからないのか。それは自己理解をしていないからです。僕も今まで、約10年チームビルディングを行なっていますが、自分の強みと弱みを理解していないことが多いように感じます。皆さんは自分の強みや弱みをすぐに言えますか。自己理解することや自身のやりたいことを見つけるって本当に難しいですよね。無数になる選択肢の中から他人軸で『どうすべきか』を考えると、どうしてもメリット重視になりがちで選びきれません。やはり本書でも推薦してますが、自分軸の心の基準で『自分がどうしたいか』を軸として考えて、やりたいことを選ぶ方が案外簡単なんだと思います。

結論、他人軸に頼るのではなく、自分軸の考えに切り替える。メリットで考えずに自分の中の判断基準を持ちましょう。

■やりたいことを見つける自己理解の3本柱

《やりたいことを見つける公式》
好きなこと×得意なこと×大事なこと=本当にやりたいこと

1、大事なこと(価値観)

    《定義》
    働き方を決めている理由や目的は何か。自分が飽きないことが絶対条件。状態を表す事柄
    例)自由に生きたい、人に優しく生きたい、安心して生きたい、穏やかに生きたい、熱中して生きたいなど

《5つの質問から見つけ出す価値観》

Q1,尊敬する人は、尊敬する友人、好きなキャラクターは誰ですか。またどんなところを尊敬していますか
→あなたが尊敬している人は、あなたの価値観を反映している人です

Q2,思春期にあった大きな出来事や経験は何ですか
→価値観の根本は、幼い頃の経験で作られています。自分の価値観と結びついている経験は、強烈な感情を伴っているので記憶に残っています。

Q3,社会に足りないものは何ですか。
→理想と現実の差を埋めるのが、あなたの『やりたいこと』なのです

Q4,何を大切にしてそうか(周囲に聞く)
→自身の価値観は生活の中で発揮している。自分が気づいていないことを周囲は気づいています。一度質問してみてはいかがですか。

Q5,他人に助言する時に、一番伝えたい言葉や行動は何で、伝えたくない行動や言葉は何ですか(他人に助言)
→あなたが他人に助言したいと思っていることは自身が周りに与えたい影響という意味で仕事の目的につながります。

結論、大事なことを中心に仕事を作ると、自分が満たされ飽きない仕事ができ、お客さんも満たされてモチベーションが途切れない

2、得意なこと(才能)

    《定義》
    成果を出すために使える無意識な思考・感情・行動パターン
    例)相手の立場に立って考えること、人と争うこと、勉強すること、情報を集めること、深く考えること、分析することなど
    《注意点》
    スキル・知識は得意なことではありません。得意なことは生まれつき持っているもので後天的に得たスキルや知識ではない。なぜ得意なことに入れないのか。それはスキルも重要な要素ですが、時代の変化とともに陳腐化する可能性があるからです。

《5つの質問から見つけ出す才能》

Q1,これまでの人生で一番充実していた体験は
→充実体験とは自分が楽しかった時期や体験のことです。なぜ楽しかったのかを思い出すことで自分の『得意なこと』を知ることにつながります。

Q2,最近イラっとしたこと、もしくは心がザワザワしたのはいつか。
→イラっとした時は、自分がいつも当たり前にやっていることに気づくチャンスです。

Q3,自分の長所は(周囲に聞く)
→自分人りでは自分自身のことは理解を深めれません。仲の良い人に自分の長所を聞くことでより自己理解が深まります。

Q4,明日仕事を辞めたとして、もっとやりたかったと感じるのはどの部分でしょうか
→仕事の中で、部分的に楽しかったと感じる場所を見つめてみましょう。それがあなたの得意なことなのかもしれません。

Q5,これまでの人生で成果が出たことは何ですか。またどうやって成果を出しましたか。
→仕事で使える『長所』をを見つけるには、これまで成果を出たことを振り返る必要があります。

結論、得意なことは無意識なクセだからこそ、気づくための振り返りが必要です。また長所は短所の裏返しで短所の後に『だからこそ』をつけて長所に転換していきましょう。

3、好きなこと(情熱)

    《定義》
    興味、好奇心を感じる分野でずっと成長し続けていける自分の情熱があるもの
    例)心理学、環境問題、ファッション、医療、ロボット、デザイン、転職を考えいる場合は『業界』など

《5つの質問から見つけ出す情熱》

Q1,今お金を払ってでも勉強したいことはありますか
→勉強したいと感じるのはあなたが興味を感じていることです。その分野を仕事にすれば最終的に『遊び』になります。

Q2,本棚にはどんなジャンルの本が眠っていますか
→本を持っている人は自分の本棚を眺めてみましょう。また持っていない人は本屋に行った時に面白そうだなと思った本はどんな分野だったかを思い出してみましょう。その分野がなぜ気になったかを追求していくと好きなことが見つかるかもしれません。

Q3,これに出会えて『良かった』、『救われた』と思えるもの、分野、ジャンルはありますか
→救われたと感じる経験から、その対象に興味が湧いて好きなこととして仕事にしていくパターンはとても多いです。

Q4,これまで生きてきた中で『お礼を言いたい』仕事や人は
→あなたが過去の経験で感謝している出来事や人はあなたが好きなことや人です。

Q5,これまでの人生で世の中に対して怒りを感じたことは
→怒りとは、現状に対する不満です。怒りは自然とモチベーションが上がるので好きなことにするにはオススメです。

結論、『好きなこと』を仕事にすれば、努力する必要もなく自然と夢中になれます。自分のモチベーションの源泉と直接つながっているので長期的に継続します。

■まとめ


やりたいことを見つけるには3つの自己理解の柱が重要です。
1、大事なこと
→大事なことを中心に仕事を作ると、自分が満たされ飽きない仕事ができ、お客さんも満たされてモチベーションが途切れない
2、得意なこと
→得意なことは無意識なクセだからこそ、気づくための振り返りが必要です。また長所は短所の裏返しで短所の後に『だからこそ』をつけて長所に転換
3、好きなこと
→『好きなこと』を仕事にすれば、努力する必要もなく自然と夢中になれます。自分のモチベーションの源泉と直接つながっているので長期的に継続

みなさんも本書を通して、自分のやりたいことを見つめてみてはいかがですか。今回共有したのは本書のごく一部です。自己理解を深めたい方は本書を購入することをお勧めします。現場からは以上でーす。


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