AKiTSU BLOG Written by  Kazuhiko  Akitsugawa

【要約】科学的な適職 幸福度が最大化する仕事選び

書籍紹介

こんちわ、今日上司に『BLOGを読んで絶対に本を買ってね』と泣きついたAKICHUです。今回は、『科学的な適職』について要約してきます。本書での適職の定義=幸福度が最大化される仕事です。皆さんは今の仕事を選ぶ時、どんな基準で選びましたか。ほとんどの人があまり幸福度について気にせずなんとなーく今の仕事を選んでるんじゃないですかね。実は僕もその1人です。仕事選びはビジネスに関わる人々の永遠の課題ですよね。本書のAKICHU的結論は、『どこで働くかではなくどう働くか』です。今の時代は終身雇用崩壊、人生100年時代でロールモデルがない時代です。少しでも今後転職を検討されている人や今の仕事を精一杯頑張りたいと思っている人の指針なればいいなーと思い共有していきます。


この本はこんな方にオススメです。

・今の仕事が適職かわからない
・仕事をしているけどなんか満足しない
・もっと楽しく仕事をしたい

それでは科学的アプローチから適職を見つけていきましょう。

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【要約】科学的な適職 幸福度が最大化する仕事選び

本書は科学的アプローチで過去に行われた複数のデータ(学術論文のメタ分析)をもとに導き出された結論です。まずは本書の全体像から深堀していきましょう。

今回は特に僕が重要だと思った『ステップ1とステップ2』について部分的に抜粋しながら共有していきます。

ステップ1;仕事選びにおける勘違い
(幻想から目覚めよう)

1、好きを仕事にする

結論=自分の好きなことを仕事にしても幸福度は上がらない

これはびっくりですね。好きなこと、やりたいことを仕事にしなさいってよく聞きますが実は科学的には満足度は上がらないみたいですね。ちなみに仕事をする人にタイプは2種類に分かれるみたいです。

    適合派:好きを仕事にするタイプ。理想が高くなり、長続きしない
    成長派:仕事をもらってあとから好きになるタイプ。注いだリソースの量が情熱を生み、結果的に満足度も上がり長続きする

皆さんはどちらでしたか。僕は後者ですかね。確かに、転職を繰り返す人は理想が高いイメージがありますね。理想を追い続けても結果的に仕事の満足度は上がらないんですね。

2、年収で選ぶ

結論=給料と満足度との相関関係はほとんど関係ない

科学的には幸福度は、年収400万〜800万までは滑らかな上り坂で、年収800万以上はほぼ変わらないみたいですね。理由は、年収が増えれば、その分責任や労働時間が増えて幸福度は下がるからです。確かに責任などが増えるとその分ストレスがたまりますんもんね。

3、伸びる業界、業種

結論=どんな専門家でも伸びる業界や業種はわからない

僕も業界や業種には敏感ですが、確かに今の時代は不確実性の時代とも言われてますよね。今は時代の変化が激しい時代です。11年前まではスマホ自体が存在していなかった。10年後の未来は誰にもわからない。伸びる業界・業種がいつ衰退するか、また衰退していた業界・業種がいつ伸びるかは誰にもわかりません。

4、楽かどうか

結論=適度なストレスが幸福度に不可欠

例えば、ドラゴンクエストのゲームでレベル上げをせずに最終のラスボスまで行っても全く面白くもないし幸福度は上がりませんよね。簡単な仕事は幸福度は上がりません。そうなんです。適度なストレスは幸福度には不可欠です。

ステップ2;仕事の選び方(未来を広げよう)

1、裁量権はあるか(自由)

    作業内容はある程度自分でコントロール可能ですか。また働く場所もテレワークなどで柔軟に対応できますか。提出物などに追われてませんか。残業を強制させられてませんか。裁量権があればその分仕事の満足度が上がります。

2、進歩している感覚はあるか(達成)

    今の仕事にサブゴールや目標は設定されてますか。また定期的に計画や目標に対してのフィードバックを受けてますか。週単位でのKPI管理などがされてない場合は満足度が低下しているかもしれません。

3、攻撃型か防御型タイプはあっているか(焦点)

    ■攻撃型:リスクよりもスピード重視。最高の状態を目指していち早く行動するタイプ
    例)コンサルタント・アーティスト・クリエイター・テクノロジー
    ■防御型:最悪の状態を想定してそのリスクを避けようとするタイプ
    例)事務員・経理・弁護士・データアナリスト公務員

あなたのタイプはどちらですか。僕は、攻撃型ですかね。うん。わかりませんね。

4、内容と報酬は明確化(明確)

    仕事内容やビジョンなど理解してますか。またその成果に対する報酬は明確ですか。評価制度など不明確な部分があればそれは満足度が低下する原因になります。皆さんの仕事内容の棚卸しを今一度行ってみてはいかがですか。

5、業務内容はバラエティに富んでいるか(多様)

    作業の内容にバリエーションはありますか。人間が仕事に慣れる。毎日同じことをやっているとモチベーションが下がり達成感が感じられず、満足度が下がります。毎日の仕事でいかに変化を感じれるかが満足度を上げるカギとなります。

6、自分と似ている人が多いか(仲間)

    職場に親友が3人以上いる場合は、仕事のモチベーションは700%UP、 人生の満足度が96%UPするデータがある。職場に親友が3人以上作れるように頑張りましょう。

7、他人に生活に影響を与えているか(貢献)

    人間には大きな欲求があります。それは、 自尊心、親密性、自律性です。これが他社の貢献によって埋めてくれる快感となり満足度を上げる要因となります。

皆さんいかがでしたか。
思っていた内容と少し違っていた人も多かったんじゃないでしょうか。
本書のAKICHU的結論は、『どこで働くかではなくどう働くか』です。今日から皆さんも幸福度を本書を参考にして幸福度を上げていきましょう。現場からは以上でーす。


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