【要約】AI分析でわかったトップ５%社員の習慣/成果をだすビジネスパーソン５つの特徴
こんちは、常に成果を出すビジネスパーソンに憧れているAKITSUです。
今回は、株式会社クロスリバー代表の越川慎司さんの著書『AI分析でわかったトップ５%社員の習慣』について要約していきます。
本書は、働き方改革を支援してきた筆者が25社約18,000人のビジネスパーソンに対して、AI分析を行い、その過程において人事評価『トップ５％』の働き方の特徴をまとめた本です。
具体的には、18,000人に対してデスクに定点カメラを設置し、ICレコーダーやGPSセンサーを装着。
その行動をAI分析した結果、成果を出す『トップ5%社員』の共通点と『95%の一般社員』との違いの抽出に成功しています。
感覚的なものではなく実際の調査データでまとめられているものなので、成果をだすビジネスパーソンとしてこれから身につけていきたい習慣がよく理解できる内容となっています。
本書の最重要部分である『成果をだすビジネスパーソンの５つの特徴』を中心に要約していきます。
本書はこんな方にオススメの本です。
・常に成果を出す人になりたい
・ライバルとの差をつけたい
・市場価値を高めたい
それでは深堀していきましょう。
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１、5%社員の98%が『目的』のことだけを考える
『TOP5%の成果の出すビジネスパーソンは、１秒１秒を大切にして、また量より質を重視し、最終的に過程より結果にこだわる』
『過程』よりも『結果』を重視する
- ・5%の成果を出す社員
→高い頻度で出現する言葉は、
『結果』・『目標』・『達成する』・『成し遂げる』・『認められる』である
- ・95%の一般社員
→結果や目標を意識せず、過程を重視する。
結論、成果を出すビジネスパーソンは、
一般社員より3倍以上『ゴールを意識した発言』を使用し、成果にこだわっている
目標設定
- ・5%の成果を出す社員
→背伸びしてギリギリ届くような目標を自身で設定し、それを達成するために努力を継続し、最短距離で達成させる
- ・95%の一般社員
→目標を明確にせず、仕事に取り組む。
結論、成果を出すビジネスパーソンが大切にしているのは『達成感』である
時間
- ・5%の成果を出す社員
→時計を見る時間が一般社員より1.7倍多く、会議では期限や時間に関する言葉を2.3倍以上発言する
- ・95%の一般社員
→時間を意識せず、仕事に取り組む
結論、成果を出すビジネスパーソンは、生産性とは月給・年俸など時間軸が基準となって報酬が決まることを理解しているので、時間単位でどれだけの仕事（成果）ができたかを中心に活動し、常に時間を大切にしている
資料作成
- ・5%の成果を出す社員
→作成時間が一般社員に比べて短く、資料の枚数も少なく、1ページ内の文字数も少ない
- ・95%の一般社員
→内容を誤魔化すため、ページ数や文字数が多い
結論、成果を出すビジネスパーソンは『伝えること』よりも『伝わること』を目指している。ストーリー作りが得意で、相手に説得・共感させ、こちらが望む行動をいかにして動いてもらうかという戦略をもとに資料作成を行っている。
■5%社員が『目的』のことだけを考えるまとめ■
この様々な調査結果からもトップ5％の成果を出す社員は、『過程』よりも『結果』を重視している傾向にあることがわかりますよね。
確かによく『過程』が重要か『結果』が重要かの論争はよくあります。
僕も飲み会の席で仲の良い同僚とよく論争しています。確かに役職があがるほど『過程がいかに素晴らしくても結果出ていなければ、無駄な努力だよ』って発言している人が多いように感じます。
トップ5%のできる社員は頑張ったからOKではなく、『結果』を出すことに強いこだわりを持っているってことですね。
常にゴールを意識した行動を行って、結果や成果にこだわりましょう。
２、5%社員の87%が『弱み』を見せる
AKITSU的結論は、
『トップ5%の成果を出す社員は自己開示が得意で自分にわからないことがある、まだ学べていないことがあるという前提に立ちながら、弱みをさらけ出し、他者から自分が持っていない知見を獲得』する。
質問
- ・5%の成果を出す社員
→わからないことがあった場合は、素直に腹を割って質問をし、誰からでも新たな知識を得ようとする
- ・95%の一般社員
→プライドが邪魔して、質問しない
結論、成果を出すビジネスパーソンは自分の知らない知識を積極的に得ようとする
自己開示
- ・5%の成果を出す社員
→自分の弱みを出すことに抵抗がない
- ・95%の一般社員
→プライドが邪魔をして、自分の弱みを出すことに抵抗がある
結論、成果を出すビジネスパーソンは不要なプライドを捨てて自分のできないことや弱点を自己開示し、相手の懐に入る目的がある。
■5%社員が『弱み』を見せるまとめ■
成果を出すビジネスパーソンは自己開示が得意です。
会社内では会議やチャット内での質問が多く、弱みを弱みだとは思いません。
逆にチャンスだと捉えます。いらないプライドを捨て、積極的に弱みを開示しながら行動し、スポンジにような吸収力で自身の知らない様々な情報を活用していきましょう。
あなたがもしプライドを持っているのであれば、いらないプライドは捨てることをお勧めします。
３、5%社員の85%が『挑戦』を『実験』と捉える
AKITSU的結論は、
『トップ5%の成果を出す社員は、自発的に行動し、失敗を恐れず、掛け算のスキルアップを狙っている』です。
全てを学びだと考える
- ・5%の成果を出す社員
→自発的に行動し、会議での発言頻度は一般社員より32%多く、社内で移動距離も22%長く、行動量が多い
- ・95%の一般社員
→『どうせ』、『だけど』の口癖が多く、挑戦を避ける
結論、成果を出すビジネスパーソンは失敗を恐れず、自分の活躍できるフィールドを見つけることが上手で共通して行動の量が多い
失敗
- ・5%の成果を出す社員
→失敗を悪いものだとは思わない。むしろ成功しても学びがないとネガティブに捉える
- ・95%の一般社員
→失敗することが怖く、自分たちの可能性を閉ざし、思考停止する
結論、成果を出すビジネスパーソンは失敗をプラスの材料に変える癖を持っている。
迷った時は苦しい方を選択する
- ・5%の成果を出す社員
→自分にない経験やスキルを身につけるようとし、横の広がりがある幅広い知識を得ようとする
- ・95%の一般社員
→スペシャリストを目指す人が多く、縦の専門性を追求する
結論、成果を出すビジネスパーソンは自分の行動を変える小さな実験によって経験を得ることを目的にする
■5%社員が『挑戦』を『実験』と捉えるまとめ■
僕も迷った時は苦しい方を選択するは常に意識しています。
頭ではわかっているんですが、なかなかできないですね。
しかし、成長を加速させるためには必要な考え方だと思います。
世の中は失敗することは『悪』のような風習がありますが、僕は古い考えだと思ってます。
全ての人が挑戦できる環境を整えることも必要だと思います。話が脱線してしましましたが、とにかく、失敗を恐れずに『小さな実験』を繰り返しながら日々活動していきましょう。
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４、5%社員の73%が意識改革をしない
AKITSU的結論は、
『トップ5%の成果を出す社員は、行動を起こすことに価値があると考える』です。
意識を変える前に行動する
- ・5%の成果を出す社員
→行動を変えることで意識を変え、その行動実験の結果を同僚に広める
- ・95%の一般社員
→意識を変えてから行動する
結論、成果を出すビジネスパーソンはまず行動する。人間はモチベーションや意識に左右される生き物と理解しているので自ら意識を変える為に行動することを重視している。
■5%社員が意識改革をしないまとめ■
人間は、感情の生き物です。
日々の環境に応じてモチベーションは変わっていきます。
そのことを理解して、モチベーションに左右されない仕組みを作ることを強くお勧めします。
５、5%社員の68%が常にギャップから考える
AKITSU的結論は、『トップ5%の成果を出す社員は、山の頂上を意識し、今自分がどの位置にいてどれくらいの時間とコストをかけて頂上への到達をするか逆算する』です。
目標から逆算して考える
- ・5%の成果を出す社員
→まずスタートして途中でチェックポイントを設け行動を修正しながら最短距離でゴールを目指す
- ・95%の一般社員
→基本設計や行動プランを練ることに時間をかけ、スタートが遅くなる
結論、成果を出すビジネスパーソンは、明確な目標と目的をメンバーに意識させ、納期から逆算をしながら勇気を持って決断する
相手とのギャップを縮める
- ・5%の成果を出す社員
→事前に顧客のニーズ（需要）を掴み、自分たちの要望を近づけて情報を供給する
- ・95%の一般社員
→自分たちの要望を中心に提案する
結論、成果を出すビジネスパーソンは、全体像を俯瞰してみることができ、顧客や社内の上司たちとの認識ギャップを埋めることができる。
■5%社員が常にギャップから考えるまとめ■
まずは最終のゴール時点を意識することが重要だと思います。
そしてすぐに行動することをお勧めします。
しかし必ずと言っていいほど新たなチャレンジをすると一回は壁にぶち当たり進まなくなります。
しかし、修正しながら行動していくことで結果的に準備をして行動していない人よりも早く頂上に到達ことができます。
もしあなたがやりたいことがあるようであれば、いますぐ簡単なプランを立てて行動して見てください。
僕も行動し続けます。はい。
成果を出すビジネスパーソンの５つの特徴まとめ
- 《成果を出すビジネスパーソンの５つの特徴》
１、5%社員の98%が『目的』のことだけを考える
２、5%社員の87%が『弱み』を見せる
３、5%社員の85%が『挑戦』を『実験』と捉える
４、5%社員の73%が意識改革をしない
５、5%社員の68%が常にギャップから考える
僕は、今ビジネスパーソンに必要なのは、『行動すること』だと思っています。
それは会社の売上げを上げていくことはもちろんですが、合わせて個人のスキルを高める為でもあります。僕は、『スキル＝知識＋経験』と定義しています。
知識をいくら身につけても、行動する行動者にはかなわないと思っています。
行動を繰り返し、時には失敗しながらトライアンドエラーを繰り返すことで人は成長すると思います。
あなたも知識だけではなく、この知識を血肉にして市場価値の高い人材になってほしいなーと思います。
今回は、株式会社クロスリバー代表の越川慎司さんの著書『AI分析でわかったトップ５%社員の習慣』について要約しましたが、本書のごく一部分の要約です。
興味のある方は購入をお勧めします。現場からは以上でーす。
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