【要約】人は話し方が9割
こんちは、鬼滅の刃の映画を観に行った時に、なぜか『緑色のチェック柄の上着』を選択してしまい、映画館のロビーで子供が緑色の羽織を着て大はしゃぎしている姿を見て、僕もいっそこのまま走り出そうかなーと思ったAKICHUです。
今回は、(株)人材育成JAPAN代表の永松茂久さんの著書『人は話し方が9割』について共有します。本書は2020年上半期に1番売れた会話本です。本書の内容はビジネスシーンでのプレゼンやスピーチで使うものではなく、主に『普段の会話』のコツについて書かれた本です。身近な『話し方』の悩みを解決してくれる本なのでどの立場の人たちにも刺さる内容になっており、コミニュケーションに関する悩みがあれば読むべき一冊だと思います。
本書はこんな方にオススメの本です。
・初対面で何を話したらいいかわからない
・すぐに会話が途切れて話が続かない
・もっと人に好かれたい<
人生を左右するのはいつだってコミニュケーションです。なぜなら『話し方』は一生付き合わないといけないものだからです。どんなスキルより圧倒的に使う機会が多いってことですね。この重要なスキルである『話し方』を少し意識して変えるだけで印象は大きく変わってきます。それでは深堀していきましょう。
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【要約】人は話し方が9割
- 《目次》
1、人生は『話し方』で9割決まる
2、また会いたいと思われる人の話し方
3、人に嫌われない話し方
1、人生は『話し方』で9割決まる
■自己肯定感を高めることで『話し方』は上手くなる
なぜ自己肯定感を高めることで『話し方』は上手くなるのでしょうか。
自己肯定感とは、『自分自身のことを肯定できているかどうか』という意味です。
あなたは、過去の経験で『何を言っているかわからない』とか『人前で話す時に急に頭が真っ白になってしまった』経験はありませんか。僕はめっちゃあります。事前準備をしていたのに飛ばしてしまうことや、話がまとまらくなって焦って無理やり着地させることは本当によくあります。結局、この繰り返しが自己肯定感を低くしてしまうんですよね。
- 要するに、過去の苦い経験から、話すことへの苦手意識が植え付けられ、ほとんどの人が、『話すのが苦手』と錯覚してしまってるんですね。
ではどのようにして自己肯定感を持ち話せると言うメンタル状況に持っていけば良いのでしょうか。
■話し方が上手くなる3つのコツ
過去、話すことで失った自己肯定感は、話すことで取り戻すのが好ましいと本書では記載されています。その手段として本書では全集中で『全肯定』を推奨してます。話をしている相手を否定しない、お互いに否定しない空間やルールを作り、その空間に身を置くことで、自然と自己肯定感が高まります。
《自己肯定感を高め、話が上手になる3つのコツ》
・否定禁止
- 否定禁止の打ち合わせや会議があればお互いに良い人間関係が築け、良いアイデアが生まれたり、良い方向へシフトする可能性が高まりますよね。自己肯定感を高めるためにも否定禁止のルールを作って話し方のスキルをどんどん上げて行くことをお勧めします。
・笑顔でうなづく
- なぜ、ミッキーマウスはあんなに人気があるのでしょうか。それはいつも笑顔でうなづいているからです。あなたもいつも笑顔でうなずけば、ミッキーに近づけるかもしれません。
・プラストーク
- 『人を褒める』、『感動したことを話す』、『今の現状を良くしていこうとすること』がプラストークといわれる例です。ネガティブなことを言う人とポジティブなことを言う人どちらが好かれるでしょうか。もちろんポジティブな言葉を発している方に人は集まりますよね。
■コミニュケーションの達人だけが知っている3大原則
・人は自分が一番可愛い
- →人は誰もが、自分のことが一番大切であり、自分に興味がある生き物である
・人は自分を認めてほしいと熱望している
- →本来、誰もが自分のことを認めてほしいし、自分のことをわかってほしいと熱望している
・人は理解してくれるとその人を好きになる
- →人は自分に深い関心を寄せてくれる人を好きになる
話が上手な人は人間の特性を良く理解していると思います。自分が一番可愛いことや、認めてほしいことなどなど。やはりコミニュケーションの最大の法則は『相手に寄り添い、相手の関心に関心を向けることである』と改めて本書を読んで感じております。はい。
2、また会いたいと思われる人の話し方
■トークが上手い人が無意識に使っている5ステップ
話し方において一番大切なことは聞くことです。最近では『傾聴力』って言葉で良く耳にします。けど相手の言葉を全集中して聞くことって本当に難しいですよね。ここでは、その難しい『傾聴力』をおどろくほど簡単にできる相手に9割喋らせる『拡張話法』について説明していきます。この拡張話法の目的は、『相手の話を広げる』ことです。
拡張話法の5ステップ
《1ステップ》:感嘆
- ・感嘆:相手の話を聞いた時に受ける感銘の表現(リアクション、❗️、❓、❤️など)
例)まじですか❗️❗️。そうきますかー。へぇー❗️ほー❗️なるほど❗️
《2ステップ》:反復
- ・反復(おうむ返し):相手の話を繰り返すこと
例)〇〇がポイントってことですね。
《3ステップ》:共感
- ・共感:相手に寄り添うこと。全肯定で相手の話に感情を込めて理解を示すこと
例)めっちゃ腑に落ちました
《4ステップ》:称賛
- ・称賛:相手を評価すること
例)そこまで考えておられるとは・・すごいっす
《5ステップ》:質問
- ・質問:相手の話を中心に展開させていくために、その後を追いかけて聞くこと
例)ちなみに〇〇なんですけど、〇〇も含みます❓
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3、人に嫌われない話し方
人の感情は、『快』と『不快』の二つしかないありません。コミニュケーションを図る上で相手に不快な思いをさせてしまうと嫌われてしまします。
1、4Dキーワードを連発する人
- →『でも』『だって』『どうせ』『ダメ』のこと。これらをよく口にする人は嫌われやすい。言葉のクセは人格のクセです。
2、つっこんだ男女関係や、下ネタを話す人
- →リスクが高い
3、お笑い芸人の真似事をする人
- →芸人さんはあくまでも『笑いのプロ』です。同じように求められてもできませんよね。はい。
4、話をまとめてしまう人
- →普段会話の時にこれをやると嫌われてしまいます。フリートークの場面でまとめる行為は必要ありません。
5、相手の話を奪う人
- →相手との共通点が見つかっても相手から話を奪わないように心がけましょう。
6、すぐに馴れ馴れしい口を聞く人
- →一方的に使っても相手に違和感を与えるだけです。
7、負け惜しみを言う人
- →人は、自分と他人を比較する習性があります。負け惜しみではなく称賛するように心がけましょう。
■まとめ
本書でのAKICHU的結論は、
- 話し方で悩んでいる方は多いです。なので会話をするときは、失敗を恐れずに自信を持って、勇気を出してコミニュケーションを図っていきましょう。相手の関心に関心を向けさえすれば自ずとお互いが笑顔になり、また会いたいなーと思ってくれると思います。
皆さんも今日からぜひ実践してみてください。現場からは以上でーす。
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