AKiTSU BLOG Written by  Kazuhiko  Akitsugawa

【要約】転職の思考法 〜市場価値の高め方〜

書籍紹介

こんちは、AKITSUです。

今回は、北野唯我さんの著書『転職の思考法』について共有します。

令和の時代は『変化の激しい時代』です。

コロナの影響もあり働き方がガラリとと変わりました。

もちろん働き方だけではなく消費傾向など会社の売上げに直結する変化も起きてきています。

今後、会社が倒産したり、もしかしてあなたが希望退職の対象になることもあります。

そんな不確実性な時代だからこそどんな場所でも成果の出せるビジネスパーソンになるために、日々市場価値を高めていく必要があります。

時代は、『会社への依存』から『個人で稼ぐ』時代へシフトしてきています。

本書は、転職を考えている人も、今の仕事に全力を注いでいる人も、市場価値を高めていく必要がある全ビジネスパーソンの必読書だと思います。

この本はこんな方にオススメです。

    1、自分の市場価値がわからない、自分の市場価値をあげたい
    2、転職を考えているが、どの業種が良いかわからない
    3、いつでも転職できる状態で、一生仕事に困らない自由な生き方をしたい

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『転職の思考法』 〜市場価値の高め方〜

    《目次》
    1、自分のマーケットバリューを知り、高めていく
    2、今の仕事の寿命を知り、強みがなくなる前に伸びる市場へピポット
    3、これから伸びるマーケットを見つける2つの方法

1、自分のマーケットバリューを知り、高めていく

    《3つの要素で決まる市場価値》
    ①技術資産
    ②人的資産
    ③業界の生産性

①技術資産:価値のある技術をどれだけ持っているのか

    ・専門性(職種に近いイメージで例えば、営業、マーケティング、会計や税務、プログラミング、デザインなど)→20代で重要な要素
    ・経験(職種に紐つかない技術で例えば、事業部長の経験、子会社の経営、プロジェクトマネージャーやリーダーなど)→30代で重要な要素

■技術資産まとめ■
20代の若いうちに全力で専門性を高め、30代は責任者などの経験を重視することが重要なんですね。確かに専門性のない人間にあまり打席は回ってこないイメージですよね。やはり、強みを生かした戦略で専門性を高めていく必要がありますね。

②人的資産:困った時に助けてくれる人とのつながりをどんなけ持っているか

    ・人脈(どんな人間とも仲良くなれて、可愛がられる力を持った人間)→40代で重要な要素

■人的資産まとめ■
ここでの結論は、『20代は専門性、30代は経験、40代は人脈が重要』であるです。技術資産、人的資産を意識しながら仕事に取り組むことは非常に重要ですよね。

③業界生産性:1人あたりの粗利(マーケットバリューは業界の生産性に最も大きな影響を受ける)

    ・業界の生産性は、市場によって約20倍も違う

■業界生産性まとめ■
例えば、金融業界で年収2000万円の人もいれば、ウエディング業界では、年収200万円の人もいます。業界の生産性によって、年収が決まると言っても大げさではありませんね。技術資産もなくて、人的資産もない場合は、『生産性の高い産業』『今後伸びる産業』を狙っていきましょう。

2、今の仕事の寿命を知り、強みがなくなる前に伸びる市場へピポットする

・仕事のライフサイクル
全ての仕事は、ライフサイクルに沿って、生まれては消えていくもの

    ①ニッチ:始める人
    他にやっている人が少ないので、代替可能性は低いが、イスの数も少ない
    ②スター:儲かることに目をつけ、どんどん同じ仕事をする人が増加
    会社は、仕事のプロセスを分解し、再現性を確保しようとする
    ③ルーティーンワーク:誰でもできるレベルまでプロセスが汎用化され一気に代替可能性が高まった状態
    ④消滅:テクノロジーにより人を代替し、イスの数が激減する。

■仕事の寿命を知り、伸びる市場へピポットするまとめ■
図のように、時代の変化とともに、成熟したマーケットはすぐにコモディティ化されますよね。今自分がどの場所にいるのかしっかり見極めて『③ルーチンワーク』→『①ニッチ』や『③ルーチンワーク』→『②スター』にピポットすることも時には必要ではないでしょうか。今後は世の中の常識になりそうですよね。

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3、これから伸びるマーケットを見つける2つの方法

1、複数のベンチャーが参入し、各社が伸びているサービスに注目する

強いベンチャーの戦い方は決まっています。結論、強いベンチャーは『世の中の流れに乗ること』が得意なんです。伸びるマーケットには、いずれ大企業の競合となるような急成長中のベンチャーが複数いるってことなんですねー。

2、既存業界の非効率をつくロジックに注目する

そもそも、誰もがすでに良いと気づいているのもには価値がない。誰かに指摘されて初めて価値がわかるものそこにこと価値がある。本当のダイヤモンドは、周りは馬鹿にするが、理屈から考えると正しいことにこそ眠っているとゆうことなんですね。100万人が参加しているゲームで一番を目指すのではなく、いずれ100万人が参加するゲームに一番乗りすることが最も重要なことです。

まとめ


みなさんいかかでしたか。

本書の結論は、『上司を見ず、マーケットを見て、自分の市場価値を高めよ』デス。

自分の市場価値を上げるために、技術資産、人的資産、業界の生産性を意識して、時には、ニッチへピポットすることも必要なんではないでしょうか。

まだまだ共有したいことが盛りだくさんですが、今回はこの辺りで。より詳しく知りたい方は、オススメなので本書を読んでみてください。

現場からは以上でーす。

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